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| 何があったかと長老の指す方を見ると…直径20cm位のおおきな虎の足跡!正直ワタシはクラクラした。これが人を襲う時は倍の大きさになると長老さんは言った。そして足跡の向き、形、沈み具合を見て |
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| 「これは二日位前のものだ。今このあたりに虎のいる可能性は低いが、一応威嚇のために銃声を一発鳴らしておいた方がイイ」と指示。ズダーン!森に響く本物の銃声。ハンター達は先へ先へと進んでいく。 |
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…ワタシは引き返したい気持ちをなんとか飲み込んで、みんなの後に続いた…。
ハニーハンターの役割はそれぞれ決まっていて、まずハンターの一人が蜜の採れる花の咲いている場所を探す。 |
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| そしてそこにきている蜂の後を追い、巣のありかを見付け出す。その間に別のハンター達は木や草を集め、虫除け用の松明を作る。松明の中に火の付きにくい葉をたくさん混ぜる事でケムリが少しずつ長時間出続け、そのケムリによって蜂を追い払うことが出来るのダ。 |
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| 一度にたくさんの蜂に刺されると死ぬ事もありえる。ハンターの人たちは軽装だったが、ワタシはADばーち君が日本から持ってきてくれた虫除けネットをかぶり、軍手をはめ、完全防備をした。その時遠くで「オラララララララーッ」という不思議な叫び声がした。 |
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| これは蜂の巣をみつけた合図!ワタシのそばにいた長老さんも「オララララーッ」と返す。みんなの顔に緊張が走る。ワタシは松明を持たされ、みんなの後に続いた。しかし…松明のケムリがスゴクて前がよく見えない!! |
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| 涙目でジャングルを進み…ケムリとケムリの間にだんだん見えてきたものは…おそらく、ワタシの人生で一生忘れる事のできない光景………。 |
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| 50cmはある巨大な蜂の巣、そして空一面、真っ黒なケムリ…よく見ると黒いケムリはとぐろを巻いた蜂の大軍!ひぃいいいい!気付くとハニーハンターは果敢にも木に登ってオノで巣を切り取り、それを壺につめている。 |
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| ワタシは恐怖のあまりタマシイが脱けて足がすくみ、ただただぼぉおおっとそれを見ていた。カメラがある事もレポートする事も忘れていた…。その間すごく長い時間だったのか、ほんの短い時間だったのかわからないけど、しばらくするとハンターの人達が何か叫びながら木から飛び降りてきた!! |
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| 「蜂が怒っている!! これから襲ってくるぞー!にげろー!」と言っていたらしい。 |
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| ワタシはワケもわからないままハンターの一人に手をひかれ、森の中を必死で走った。本当にパニックになったんだと思う…。しばらく走って舟のそばまで来た時、手をひいてくれた命の恩人のハンターの若者が「もう大丈夫」と言って、巣を切り取った斧についていた蜜を指でぬぐい「これをなめてみな」とワタシにさし出してくれた。 |
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