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| ところでニュージーランドには「森に住むペンギン」キガシラペンギンがいるという。「森のクマさん」なら聞いたことあるけど、ペンギン? いったいどんなペンギンなのかしらン? と思いつつ私たちはオタゴ半島の「ペンギンプレース」へやって来た。 |
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| 車を降りた私たちを迎えてくださったのはこのペンギンプレーズを個人的に運営し、減りつつあったペンギンを保護しているハワード・マグローサーさんだ。さっそくハワードさんにプレース内を案内してもらう事になり、車で丘の上の方へと上がった。車を降りたワタシの目の前には青々とした一面の草原。そして向こうの方に海岸が見える。広〜い! …あれれ? そう言えば「森」はドコ…? |
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| 「森に住むペンギンがココにいるんですか?」というと「そうだよ」とハワードさん。「ここはかつて原生林が生い茂った場所なんだ。時代の流れと共に入植者によって牧草地にされてしまった。 |
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| でもキガシラペンギンは自分の生まれた場所で産卵する習性があったのから、原生林が無くなった今も、海岸から何百メートル歩いたこのあたり一帯に巣を作って生活しているんだよ」とおっしゃった。 |
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| なるほど! でも「草原のペンギン」もフシギな感じ。はやく見てみたいナ♪ キョロキョロしているワタシの肩をハワードさんがつついた。「ユウカ、あれがキガシラペンギンだよ!」ハワードさんが指さした方を見ると10m程離れた草むらに、ピョコリと頭を出したペンギンが! |
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| 「か、かわいいっ♪」ワタシは嬉しくて歩み寄ろうとすると、ハワードさんが「ペンギンはデリケート。人間があまり近づくと恐がるのだよ」とおっしゃった。私たちの他にも観光客の方々がいて、みんなプレースの係の方の指導に従って、遠巻きにペンギンを見ている。そうだ、そんな安易に彼らの一生懸命な生活を邪魔してはいけない。 |
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| ペンギンを大切に思うハワードさんの気持ちがじんわりと伝わってきた…。今度はペンギンの生活を間近で見られる場所へ。このプレース内にはペンギンをこっそり観察できる「のぞき穴」のついた隠れ通路がいくつもあり、そこから間近にペンギンの生活を覗けるのダ。ペンギンの巣は小さな木のハウスになっていて、雨風凌げるようになっている。 |
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| そのハウスの中ではペンギンが卵を温めていた。ペンギン夫婦のどちらかがお家で卵を守り、どちらかが海に入ってエサをとって食べるという生活を送っているそうだ。「夕方から夜まで待てば海からペンギン(エサをとっている方)が出てきて、お家に帰るのが見れるよ」とハワードさん。 |
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| 私たちはもちろんその様子を撮るために、もっと海岸近くの通路へ移動! そして待つこと約1時間、夜8時を回った頃ついに海面からピョコ! っとぬいぐるみのピングーみたいなのが飛び出た。そのペンギンは不器用な感じでヨチヨチと砂浜を歩き、巣のある草原へ向かっている。 |
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| 続いてピョコリ、ピョコリとペンギンたちが海から出てきた。私たちはそのうちの一匹のペンギンに密着取材! そのペンギンが歩くごとに私たちもソロリソロリと通路を移動。しかしこのペンギンお父さん(orお母さん)はちょっと歩くとピタリと止ってしまうのだ。なかなか先へ進まない。何をしているのかしらん? |
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| よく見てみると両手を広げて天を仰ぐようなポーズをとっている。身体を乾かしてるのかな? そんな行動を繰り返しつつ、ようやく巣の目の前に来た時、それまで巣の中でじっと動かなかったペンギンお母さん(ん?お父さん?)がスックと立ち上がり、戻ってきた自分の伴侶に近寄った。 |
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| そしてなんと「おかえり〜♪」とでも言うようにキスをしているではないかぁ! チュッチュッチュッって感じで♪ そして両手をパタパタさせてまるで抱きあっているみたい。 |
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| ペンギンはすごく夫婦仲が良くて、大きくなった子供は群れの中に入ってしまうと見分けがつかなくなるなるらしいけど、自分の夫、もしくは奥さんとはずっと一緒にいるそうだ。じーん…♪ ワタシもいつかオシドリ夫婦ならぬペンギン夫婦になりたいなぁと思ったのでした☆ |
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