「世界ふしぎ発見!」の取材で、エジプトから直行したエチオピア! 1ヶ月長期ロケでやはり気になるのは食べ物。そんなエチオピアの主食はテフという、直径1mm前後の小さい実だ。周囲の国でテフを食用にしているところは無く、エチオピアだけが唯一テフを食べる国。エチオピアの人々は2000年以上もテフを主食にしてきたのだ。テフは脱穀され、水を混ぜて数日間置いて発酵させる。そしてその生地を鉄板で焼いて、
インジェラと呼ばれる巨大クレープを作るのだ!
食べる時は専用のテーブル「マッサブ」に乗せるんだけど、こうドドーンと出てくるのよ。インジェラの上に乗っているのはワットと呼ばれるシチュー。これをつけつつ、インジェラを手でちょっとちぎって頂く。
これがまたンマイ!
インジェラはちょっと酸味があって、ヨーグルト蒸しパンみたい。それにコッテリ系のワットがまた良く合うのヨ〜! エチオピアでは主人が好意の証として、インジェラをちぎってお客さんの口に入れて食べさせてあげるそうな。それを3回繰り返すのが礼儀なんだって。ちなみにコーディネーターのアハマッドさんもインジェラが大好き。「洋食は苦手なんだよ」と言っていつもインジェラを美味しそうに食べていらしたよ。
そしてそしてエチオピアと言えばコーヒー
コーヒーが美味いのだ! そこで本格的なコーヒーの入れ方を取材させて頂いた。お香を焚いたイイ香りの中、まず日本の七輪のようなものに鉄板をのせてコーヒー豆を煎る。
ふわんと香ばしい匂いがやってきて、豆がキツネ色になったら小さな臼に入れてつく。
そうして粉にしたのを水と共にパジャナという土器に入れ、ふつふつとコーヒーを煮出してゆく。その手順の雰囲気はなんとなく日本の茶道ににているかも。出来上がったコーヒーをそっと器に注ぎ、お客さまに出すのだ。ワタクシも頂いた。カップを持って口に近づけると、温かな湯気と香ばしい匂いが鼻先にやってくる。ツ、と口をつける。
…ンまい! でも、えっ? これってコーヒーなの?
と思う程ウマイ! 実はワタシはお子ちゃまで、苦いコーヒーはダメなのだが、このコーヒーは濃いのに苦くないのだ。そしてこの良い香り。お香の匂いと混じってもーウットリ気分だった。…と、これは本格的なコーヒーの入れ方なんだけど…。ロケ中エチオピアの色んな場所でコーヒーを頂いたのダ! しかもどこで飲んでも美味しいのダヨ! ハズレなし! アハマッドさんにそう言うと「そりゃそうさ。エチオピア人はコーヒーが大好きだからね。観光用とか輸出用の商売の為というより、自分たちが飲むために豆を作っているからね。おいしいハズさ」と言って笑った。うーん。なるへそ。
◆後日談◆コーヒーの粉を山ほど買ってトランクに詰め、日本に戻ったワタシ…。家につきウキウキ気分でトランクを開けると20袋買ったコーヒーの包みが所々破裂してて、荷物がコーヒーだらけに!!! 香ばしいイイ匂いプンプンのトランクを見つめ
「どうしてもっと丁寧に梱包しなかったのサ…」
と自分自身に問い掛けたのでした。トホホ。