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| エジプトではナイル川周辺に人家が見られたが、エチオピアでは見られない。古来より人々は酷暑とマラリアの心配があるナイル川流域を避けて、川より1000m以上の高地に町を作ってきたからなのだ。というワケで首都アジスアベバの標高は2500m! 空港に着いてちょっと小走りしたらムネが…! |
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| と、日ごろの深酒を反省していたらディレクター寿一さんに「ここは酸素が薄いから走らない方がいーよ」と注意されナットク! しかしホテルに向かうタクシーの中から窓の外を見ると、なんとフツーにジョギングをしている人たちがいるではないですか!? ホテルに着くまでの10分位の間に6、7人は見ただろうか! |
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| その夜、コーディネーターのアハマッドさんにエチオピア観光の方のパーティーに連れてって頂いた。一流ホテルでのパーティーは盛大で、色んなゴチソウが出ていた。ふふふ。当然ながら色めき立つワタクシ!「よ〜し食べるゾ〜! まずその前にとりあえずビール!」といつものようにビールをグッと飲んだ。すると…いつもと何だか様子が違う…?…。こ、これは…! |
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| …たったコップ一杯のビールで…このワタクシが…酔っぱらっているなんて…?!! |
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| クラクラになりながら「こ、こんなハズじゃ…ウィ〜」というワタシにVE岩佐さんは「酸素が薄いと酒に酔いやすくなるんだヨ!」と空いたビールグラス片手に笑っていた。……どうしてアナタは平気なんですか!? おそるべし酒豪岩佐さん…。その後2週間のロケ間で身体がなれ、後半はビール3杯くらいまで大丈夫になりました! やっぱビールは飲みたいのさ。ふふふ。 |
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| 続いて町で見かけた不思議なモノのご紹介。トンガリ帽子をかぶった、牛皮のショルダーバック。こんな奇妙な形のかわいいバックが町のいたる所で売られていた。なんとこれは「アゲルギル」というお弁当箱なのだ! この中に食べ物を入れて出かけるんだって。思わずワタシも一つ買っちゃいましたワ。 |
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| そしてそしてなんとエチオピアでは近年、日本の演歌が人気を呼んでいるのだ! |
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| 何でも日本人の青年海外協力隊の方が北島三郎さんの「与作」のカセットを置いて帰ったのがきっかけだったとか。エチオピアの民族音楽にアムファラ音楽というのがあるんだけど、そのどこかもの悲しいメロディーは、日本の演歌のメロディーとよく似ているのだそうだ。そんな事からエチオピアの人々に演歌は好感をもって受け入れられ、ラジオなどでもよく流れている。 |
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| 今ではカセットショップに「ジャパニーズ・クラシック」というコーナーができ、日本の演歌がフツーに売られるようになった。これがクエスチョンだったので「正解は、演歌でした!」という部分を撮影するため、町のカセットショップへ。そこで寿一さんから「フツーに答えを言うんじゃつまらないから、由佳ちゃん、みなさんの前で演歌を歌ってよ」との指示がぁ! |
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| 「えー? ハズかしいんですケド…」とモジモジしていたワタシだが、 |
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| 伴奏が流れてくるとなんとなく調子が出てきた。曲は石川さゆりさんの「天城越え」! これはワタクシの十八番ではありませんか! よーし日本とエチオピアの友交のために歌うぞ〜! と、どんどんテンションが上がってきて、遂には空気マイク&手振り&身振り付き、もー気分はさゆりちゃんでノリノリ大熱唱! |
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| 歌い終わり、心の舞台では紙吹雪がまだハラハラと、上げた手に積もって…ん? あれ? ハッと我に帰ったワタシの目に飛び込んだのは爆笑する日本人スタッフの皆さんと、完璧な真逆で目を見開き、カウンターの中で硬直するエチオピアの店員さん達の姿…。 |
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| 「あ…あのぅ…スイマセンでした…」と謝るワタシに男性の店員さんがしどろもどろに「ベ…ベリーグッド…」と力なく言った。岩佐さんの「由佳ちゃんは酒が入ってりゃもうちょっと上手いんだヨ、ネ!」というフォロー(?)がむなしく、店内に、響き渡った…。 |
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